今回は、3月にご逝去された顧問の佐藤義宏氏のメモリアルを兼ねたレースということで、安らかなご冥福を祈り全員の黙祷ではじまりました。
主催者を代表し、函館ヨット協会副会長山本氏の挨拶。
ファーストホーム賞の「クロコダイルダンディー」。
所要時間2時間51分0秒は、「天快V」の持つ記録を5年ぶりに更新しました。
IRC部門優勝の「PEGASUSZ」。
立派なトロフィーは、故佐藤義宏氏と親交深かった佐井村教育長樋口氏 がご提供してくださいました。
持ち回りですので大事に保管してください。
総合優勝も「PEGASUSZ」でした。
賞品もらいすぎ。船まで持っていくのが大変です。

第36回サン・カリフォルニアアカップ 津軽海峡横断レース
佐藤義宏メモリアル

2013年10月13日午前8時、今回は函館から青森県佐井港に向けて13艇がスタートを切った。
青森からエントリーの4艇は陸奥湾の海況が悪く、函館までの回航が不能ということでDNCとなった。
天候は雨交じりで寒く、海峡では北西風15m/sオーバー・波高4m前後ではと予想し、中止も考えていたが、
低気圧は遠ざかっていること、もっと悪かった前日にフィニッシュ本部艇(33f)が海峡を渡っていること、スタート時に
スタート付近が風速6m/s前後となった、などから実施することとなった。


海峡中央付近では西北西20m/s近くまで吹き上がったと思われるが、波高は2-3m程度で前日よりはましだったといえる。
こうなると大型艇は速い。フェリー上からすると、トップ艇のフィニッシュは見れないだろうとは思っていたが、とんでもない
連絡がフィニッシュ本部から入った。フィニッシュ本部艇のエンジントラブルでマークが打てないという。観光船は時化で欠航、
漁協は日曜で連絡つかず、ここまできてのノーレースを検討した。 しかしながら嵐の津軽海峡を渡りきって来たレース艇に
対する尊敬の意をこめる思いがあり、帆走指示書を変更してもフィニッシュをとり、順位をつけることとした。マークの代わりと
して、灯台より方位0度・目視約500mまでをフィニッシュラインとし、その旨をVHFにより伝えた。結果的には、正規の
ラインフィニッシュでとったであろう順位と変わらないと判断しているが、各レース艇には多大なご迷惑をおかけしたことは
間違いなく、あらためてお詫び申し上げます。


 

成績表・アルバムこちら

または、https://picasaweb.google.com/117498117277965949912/36sai_race?authkey=Gv1sRgCK3Rz6ve6beMsAE

最後に、「勧進丸」さん「サンバード」さん、お手伝いありがとうございました。


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