総合2位の「D-Bros」。
ランナーを廃止し、ファーリングジブにシステム変更しても艇のポテンシャルは高い。
客員参加のM野氏のヘルムもさすがであった。
未来大ヨット部員2人も乗せてもらいました。いい勉強になったでしょう。余裕があったらね。
ディフェンディングチャンピオンの「貴帆」。
今回は総合3位でしたが、ファーストホーム賞はさすが。
小樽から参加の「みずなぎどり」。
フルセールで参戦するも、メンスルを破損。途中からジブのみで帆走し、フィニッシュ直前で2艇を抜いた。
菊池透は別次元。
総合4位の「クロコダイル・ダンディ」。
セール交換に手間取ったのか、他艇より数分遅れてスタート。
しかし、追い上げて、着順は2位。総合は4位。
総合優勝の「PEGASUS Z」 。
安定した走りで荒れた海峡を悠々と乗り切った。
今年はこの水域のレースで3勝し、ペガサスイヤーとなった。
函館ヨット協会会長(上)と佐井村村会議長(左)の挨拶。
今回参加艇の皆さんに「3つのお願い」をしました。
「岸壁にゴミを残さない」
「レセプション会場内は禁煙」
「挨拶・スピーチは静粛に拝聴する」
さすが良識あるヨットマン。完璧に守ってくれました。
人気のカレーコーナー。
五島軒のカレーもいいけど、ここのも美味い。ちゃんと甘口・辛口に分かれています。
村会議長自らの手作りです。
レース翌日函館に向けて佐井港を出航するフィニッシュ本部艇の「旭光」。堤防の外は白波がいっぱい。往復とも向かい風とはお疲れ様です。
スタート本部艇の「JAZZ」さん、無線連絡を担当してくれた「勧進丸」さん、佐井村の皆さん、本当にありがとうございました。
おかげ様で無事にレースを終了することができました。
第33回サンカリフォルニアカップ津軽海峡横断レース
2010年10月10日、函館入船漁港沖を下北半島佐井港へ向けて08:00にスタートした。よこなぐりの雨と15m/sオーバーのブローで
一時はレース中止もとあやぶまれたが、意気軒昂な参加艇はぞくぞくと出艇し、エントリー全艇が一発オールフェアのスタートを切った。
東風ゆえ、スタート後30分ほどは函館山のブランケットで、ブローはあるが波・風ともさほどではない、状態。だがすべての参加艇は知っている。
函館山の大鼻崎をまわって津軽海峡に踏み込んだなら、そこは修羅場だ。波浪注意報もちゃんと出ている。セールをリーフし、合羽を着込み、
準備万端で海峡に乗り出して行く。悲壮感などまるでなく、じつに楽しそうだ。そこは彼らの海、勝手知ったるホームでの戦いなのだから。
今回はコース的にはクローズからリーチングの片のぼりであったが、風速にめぐまれて4時間半たらずの間に全艇フィニッシュした。
しかも、トップから最終艇までの着時間差は1時間弱であった。この距離(23マイル)とこの時間差ではレイティングの高い艇が
有利となる。参加艇のほとんどがレイティング証書を持っており、それに基づく(同じ)レースレイティングで行われたのであるから
まったく文句のつけようがあるわけではないが、この着時間差ではもう少し修正時間差(今回役31分)が小さくなるように調整
出来れば、よりスリリングな展開になるのでは。
成績表はこちら。
総合2位の「D-Bros」。函館ヨット協会の会長・副会長も一緒に記念撮影。
総合優勝の「PEGASUS Z」 。腕もお口も達者なこの軍団はリーダーを中心にチームワークも最高。
勢いあまって優勝カップを壊してしまったのもご愛嬌さまでした。
他の画像はこちら。
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