海峡中央部のレース艇。フルメインではオーバーパワー。(大間行きフェリーより撮影)
佐井港に着岸したフリートとアルサス
総合優勝の速鳥のクルー。副賞が持ちきれません。
2000.10.8午前8時函館入舟漁港沖をスタート。
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第23回サン・カリフォルニアカップ津軽海峡横断レース

今回は数年ぶりの函館スタート・青森県佐井村フィニッシュで開催されることとなった。前週のレースが荒天でダメージを受けた艇があり、参加艇は18艇にとどまったが参加クルーは100名をこえ、青函のヨット乗り達には相変わらず人気のあるレースのようだ。

 

スタート前までは無風状態で、昨年の悪夢(全艇タイムリミットでノーレース)が頭をよぎったが、準備信号のあたりから吹き出してきた5m/sの南風を受け、津軽海峡へ滑り出していった。この時点で海峡中央部では15m/s位吹いているとの情報もあり、これなら全艇時間内にフィニッシュできると、内心ほっとしたのだが。

 

 スタート前の各艇

さて、順調なレース展開を夢見たコミッティの期待は、以下の様に裏切られるのであった。まず、強風によるダメージでリタイヤ艇複数あり。またその逆に風をつかめず潮に流され大間崎をかわせなくてタイムリミットにひっかかった艇も続出した。フィニッシュ付近の堤防の先では、入れ食いの小鯵釣りを横目で見ながら16時まで退屈な時をすごした。

が、なにはともあれ津軽海峡のラルとパフを乗り越え、川のような潮流をクローズホルドで切り開いて12艇がフィニッシュしてきた。よかったね。

 ファーストホームのバウスプリット

 


表彰式・パーティ

レース後PM6時より佐井村・津軽海峡文化館アルサスにて。佐井村村長をはじめ、村議会長、商工会会長など佐井村のお歴々にもご出席いただき、豪華な会場で盛大に催されました。函館ヨット協会で用意した景品と、佐井村からのご厚意による多数の景品とで、抽選会は空くじなしの大盤振る舞いで大いに盛り上がった。今回は佐井村後援になってから10年目ということで、このようにすばらしいレースと表彰式をお膳立てしてくれた佐井村役場の方々と佐井村住民の皆さんに心から感謝いたします。

 結婚式でも始まるのかというゴージャスな雰囲気の会場

 惜しくも総合2位のビッグボーイのクルー。

 総合3位のポーラスターのクルー

佐井村の若い衆による和太鼓の演舞

大抽選会。ミス佐井とミスター(?)函館ヨット協会。


成績表

総合順位

艇名

所属

着順

所要時間

1

速鳥

函館

4

4.43.40

2

ビッグボーイ3

函館

2

4.23.51

3

ポーラスター

青森

8

4.59.56

4

D-BROS

函館

5

4.45.38

5

ベルファイブ

函館

10

5.07.30

6

バウスプリット 5

函館

1

4.18.08

7

スナッティ

青森

6

4.47.51

8

天快 3

青森

11

5.19.17

9

メルサカ

函館

3

4.26.51

10

クロコダイルダンディ

函館

7

4.49.09

11

チャンピオンアレス

函館

9

5.04.55

12

ジール

青森

12

6.56.28

DNF

AT-YOU

函館

DNF

けんよし

青森

DNF

勧進丸

函館

DNF

リーワード 2

函館

DNF

ベルファム

函館

DNC

ペガサス 3

函館


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