45回北海道高校選手権兼12年高校総体道予選
期日 平成12年6月9・10・11日会場 江差港マリーナ及び沖海面
当番校 北海道江差高等学校
なんとか天候に恵まれ6月10日に4レース、11日に2レースと予定通り行われた。第1日目は北寄りの風3-5m/sの軽風であったが、うねりと強い潮が選手を悩ませた(コミッティも)。2日目はうねりも無く陽がさして暖かかったが(前日はひじょうに寒かった)、大きくふれる弱い風(1-3m/s)とあいかわらずの潮でタイムリミットにかかる艇も出た。男子FJ級に関しては上位と下位のレベルの差が大きかったが、下位3艇は今年4月からヨットを始めた1年生ばかりなので無理もなく、むしろわずか2ヶ月の間に、まがりながらもレースに出場できるまでになった生徒達と指導者を讃えたい。
ヨット歴2ヶ月でもこのとおり乗れるんです。
男女シーホッパーSR級には各2艇しか参加していないが、高体連の方針として所属校の先生の引率がなければ参加できないという。とすれば、正式なヨット部のない高校の生徒の参加は難しく、今回も函館中部高の1艇だけであった。このあたり何とかうまい方法がとれれば10艇以上の参加が見込めると思うのだが。
男子FJ級優勝の佐藤・小島組
さて、北海道の高校ヨットのレース・合宿などは、64国体の頃からほとんど江差マリーナで開催されている。今回参加したほとんどの生徒達も一緒に合宿し顔見知りで仲も良い。陸上でもレース中でも和気あいあいと楽しそうである。それはそれで結構なのであるが、傍から見ると闘争心があまり感じられず、なにか物足りない。リコールは一度もなし、ケースを起こしても誰も抗議も出さず、またルールをよく理解してないのかペナルティの履行もきちんと行われず、厳しくすればのべ10艇以上が失格になったと思われる。負けても悔しくなければ上手くなりませんよ。
男子FJ級ソロ
順位 |
高校名 |
選手名 |
セイルNo |
総得点 |
1 |
北星余市 |
佐藤・小島 |
645 |
5 |
2 |
江差 |
中尾・草階・三崎 |
1097 |
11 |
3 |
江差南 |
石田・田畑・吉田 |
1310 |
13 |
4 |
函館水産 |
伊藤・佐藤 |
545 |
21 |
5 |
小樽水産 |
坂本・小川 |
778 |
23 |
6 |
小樽水産 |
戸間替・山寺 |
648 |
26 |
7 |
函館水産 |
前田・山屋 |
514 |
38 |
8 |
函館水産 |
大宅・木村 |
639 |
42 |
女子FJ級ソロ
順位 |
高校名 |
選手名 |
セイルNo |
総得点 |
1 |
江差南 |
S&S |
5 |
シーホッパーSR級
順位 |
高校名 |
選手名 |
セイルNo |
総得点 |
男子 |
||||
1 |
北星余市 |
笹本 |
13091 |
5 |
2 |
小樽水産 |
三島 |
12938 |
10 |
女子 |
||||
1 |
函館中部 |
K.Y. |
5 |
|
2 |
江差 |
A.S. |
13 |
江差高の校長先生。うねりの中、船酔いも恐れず、大会の視察・自校の応援のためコミッティボートに乗り込んで来られました。(校長自ら乗船したのは初めて見ました。)
閉会式で挨拶する江差高校長。ヨット人口を増やすためには、現役選手自らも努力しなければならない、という言葉が印象に残りました。
生徒諸君、友達を海に連れ出そう。
1日目はうねりのため、マグロが大漁でした。江差町広報のきれいなおねえさんも。
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